銀行でお金を借りる方法(銀行カードローン)。メリットデメリット・お金を借りる手順も丁寧に解説

「銀行でお金を借りる方法は、どんな方法ですか?」
「銀行でお金を借りる方法には、どんなメリットデメリットがありますか?」
「どうやって銀行でお金を借りれば良いでしょうか?」

男性

銀行でお金を借りる方法(銀行カードローン/キャッシング)というのは、どのようにお金を借りる方法なのでしょうか?メリットデメリットも踏まえて、お金を借りる手順などを丁寧に解説します。

銀行でお金を借りる方法(銀行カードローン)とは?

銀行とは

預金の受入れ、資金の貸出し、為替取引などを行う金融機関のこと

を言います。

銀行に関して定めた日本の法律「銀行法」に基づいて営業されている株式会社です。銀行の所管官庁は、財務省で、銀行の業務の信用維持、預金者保護、金融の円滑のための銀行業務の健全な運営を確保することを目的として、「銀行法」をもとに検査・処分などを行います。

銀行カードローンとは?

文字通り、銀行が提供するローンサービスの一つで

  • 無担保
  • 保証人不要

で利用できる「個人向けの無担保ローン」で、ローンカードを発行して借入・返済ができるタイプの「個人向けの無担保ローン」を銀行カードローンと呼びます。

元々、個人向けの無担保ローン(当時は、キャッシングという名称)を提供していたのは、主に消費者金融だったのですが、2006年~2008年に消費者金融のキャッシングが生活困窮者を生んでいるとして、社会問題化してしまったのです。

「キャッシング」に対して、世間からのイメージが悪化してしまったため

大手消費者金融は、銀行と提携(保証契約)をして、銀行が窓口となって個人向けの無担保ローンを提供するようになったのです。

「キャッシング」と同じ名称だとイメージが悪いので、「カードローン」という名称を使ったのです。

銀行が販売する個人向けの無担保ローン「カードローン」という形を取っていますが、実際に審査をするのは、保証契約をしている消費者金融であり、貸し倒れリスクを取るのも、消費者金融なのです。

保証契約とは
銀行が販売したカードローンの返済が滞った場合に保証会社(消費者金融)が代わりに残債分を返済することを約束した契約で、保証会社(消費者金融)は保証する代わりに保証料を毎月受け取る契約となります。

つまり、銀行カードローンというと、銀行が提供しているローンサービスという認識の方が多いですが、実態は消費者金融のキャッシングを、銀行が販売窓口としてサービス展開しているに過ぎないのです。

今では、「カードローン」という名称が一般化してきたため、消費者金融も「キャッシング」ではなく、「カードローン」という名称を使うのが一般的になっています。

銀行カードローンの特徴

  • 無担保
  • 保証人不要
  • 枠の範囲内で何度でも借り入れが可能(極度方式)
  • 資金使途自由
  • 銀行CD、コンビニATMで借入・返済が可能
無担保

担保とは

お金を借りる人が返済しないときのために、お金を貸した人の損害を補うために設けられるもの

不動産や自動車、有価証券など担保を差し入れて、お金を借りるサービスを「有担保ローン」と呼びますが、消費者金融カードローンは、担保を必要としない「無担保ローン」です。

不動産、自動車、有価証券などを持っていなくても、利用できるメリットがある反面、無担保だからこそ貸し倒れリスクが高く、金利が高く設定されてしまいます。

保証人不要

保証人とは

お金を借りる人が返済しないときに代わりに返済する義務を負う人のこと

お金を借りるときに求められる保証人も、カードローンでは不要です。

枠の範囲内で何度でも借り入れが可能(極度方式)

カードローンでは、極度方式が採用されています。

極度方式とは

審査によって、申込んだ人の借入れができる限度額(極度額・枠)が決められて、その枠に借り入れしていない余裕額があれば、何度でも借り入れができる方法のこと

を言います。

100万円の枠がある人の場合

  1. 1月5日:50万円の借り入れ → 残高 50万円
  2. 1月15日:20万円の借り入れ → 残高 30万円
  3. 1月25日:10万円の借り入れ → 残高 20万円
  4. 1月30日:60万円の返済 → 残高 80万円
  5. 2月5日:50万円の借り入れ → 残高 30万円

いつでも、何度でも、枠の範囲内であれば、借入・返済を繰り返すことができます。

資金使途自由

資金使途は自由です。事業性資金以外であれば、何に使っても構いません。

銀行CD、コンビニATMで借入・返済が可能

カードローンでは、ローンカードが発行される(もしくはローンカード機能がキャッシュカードに付与される)ため、そのローンカードを使って、銀行CD、コンビニATMで借入・返済が可能になります。

銀行カードローンは、どのくらいの人が利用しているの?

一般社団法人全国銀行協会が行ったインターネット調査のデータによると

借入の利用経験および残高保有状況

出典:一般社団法人全国銀行協会

銀行カードローン利用経験者:1,369人(13.6%
消費者金融カードローン・キャッシング利用経験者:982人(9.8%)
クレジットカード会社のカードローン・キャッシング利用経験者:1,734人(17.3%)

という結果ですから

8人に1人は、銀行カードローンの利用経験がある

ということです。

クレジットカード会社のキャッシングには及びませんが、消費者金融カードローンよりは、よく利用されている形になります。

銀行カードローン利用経験者の内訳

出典:一般社団法人全国銀行協会

男女比
  • 男性:50.0%
  • 女性:50.0%
年代比
  • 男性20代:7.9%
  • 男性30代:9.9%
  • 男性40代:11.6%
  • 男性50代:9.6%
  • 男性60代:11.0%
  • 女性20代:7.6%
  • 女性30代:9.7%
  • 女性40代:11.4%
  • 女性50代:9.7%
  • 女性60代:11.6%
男女比は、半々ですが、消費者金融(女性の割合約3割)と比較すると女性の割合がかなり高い

傾向にあります。

銀行カードローンは、どういう目的で借りているの?

借入金の使途

資金使途 割合
日常の生活費 49.2%
レジャー費用 18.2%
家賃の支払い 17.6%
教育費 16.7%
クレジットカードの支払い 16.1%
自動車の購入費 15.0%
冠婚葬祭に関わる費用 11.0%
家具・家電製品の購入費 9.2%
住宅ローンの返済 9.2%
その他の高額な買い物 9.0%
ギャンブル 8.9%
治療費、入金日 7.8%
友人との交際費 7.7%
自動車ローンや教育ローンなど他のローン返済 7.5%
他の金融機関からの借り入れの返済 7.2%
自己啓発・スキルアップの費用 5.4%
納税資金 5.3%
住宅のリフォーム・引っ越し費用 4.9%
投資資金 4.6%
家族サービスの費用 4.2%
事業資金 3.6%
その他 1.0%
一番多いのは、生活費ですが、消費者金融と比較すると、教育費、自動車の購入、家具の購入など、高額な買い物や致し方ない出費に対応するために銀行カードローンを利用している方が多くなっています。

出典:一般社団法人全国銀行協会

銀行でお金を借りる方法(銀行カードローン)のメリット

メリットその1.「銀行」という信頼性

最大のメリットとしては、対外的なイメージの問題です。前述した通りで、銀行カードローンも、裏側では、消費者金融が保証会社になっており、消費者金融のカードローンと大差はありませんが・・・

「銀行からお金を借りている」
「消費者金融からお金を借りている」

男性

というのでは、周りに与える印象に大きな差があります。

基本的に、カードローンでお金を借りていることは、知られたくないことだと思われますが、万が一、家族や友人、知人にばれてしまったとしても、銀行カードローンであれば「銀行」という信頼性があるため、ダメージが少ないのです。

これが銀行カードローンを選ぶ最大のメリットと言えます。

メリットその2.消費者金融カードローンよりは低金利

  • 消費者金融カードローンの金利相場は、3.0%~18.0%

というのが平均的な設定ですが

  • 銀行カードローンの金利相場は、1.5%~14.0%

程度に抑えられています。

1.0%~3.0%程度、消費者金融カードローンよりも、銀行カードローンの方が金利が低くなる可能性があるのです。金利面のメリットがあります。

メリットその3.利用限度額が若干大きい

消費者金融カードローンの場合は、ほとんどが「最高500万円までの借入」となっています。

銀行カードローンの場合は

  • 最高500万
  • 最高800万
  • 最高1,000万

と、銀行によっては、最大1,000万円の借り入れに対応したカードローンもあるのです。

限度額の最大値まで借りられることはほぼありませんが、最大値が大きければ、借りられる金額もやや大きくなる可能性が高いので、少しでも高額な借り入れを検討している場合には、銀行カードローンがおすすめなのです。

メリットその4.銀行の店舗でのローンカード受取が可能

銀行カードローンの場合は、銀行の支店に設置されている自動契約機で、ローンカードの受取が可能です。

WEBから申込を完了させておけば、30分程度で契約が完了し、ローンカードの受取が可能になります。ローンカードがあれば、すぐに借入をすることが可能です。

消費者金融も、消費者金融の自動契約機がありますが、入りにくく、人に見られることにネガティブになってしまいますが、銀行の店舗であれば、ないも気にせず入って利用できるメリットがあるのです。

銀行でお金を借りる方法(銀行カードローン)のデメリット

デメリットその1.審査が厳しい

前述した通りで

銀行カードローンの審査をしているのは、裏にいる消費者金融です。

消費者金融カードローンも
銀行カードローンも

同じように審査されているということになります。

注意

審査は同じでも、銀行カードローンには

  • 消費者金融カードローンよりは低金利
  • 銀行の取り分がある

ため、その分、許容できる貸し倒れ率は下がり、審査を厳しくせざるを得ないのです。

また、カードローンを検討している方の多くは

  • 銀行カードローン → 審査が通らなければ、消費者金融カードローン

と流れるので、銀行カードローンの方が審査上の優等生の申込が多く、その分、審査は厳しくなります。

デメリットその2.消費者金融カードローンよりは、借りるまでに時間がかかる

消費者金融カードローンの場合は

  • 最短30分審査
  • 最短1時間の借入

ができるようになっています。

銀行カードローンの場合は

  • 申込日の当日から数日

と、借入までに若干時間がかかってしまうのです。

注意
借りるまでのスピードを重視するのであれば、消費者金融カードローンの方が早く借りられるのです。

デメリットその3.金利は高い

メリットのところで、消費者金融カードローンよりは低金利と書いていますが、他のローンサービスと比較すれば、それでも利息制限法の金利に近い高金利となっています。

  • 1.5%~14.0%

という金利設定だったとしても、9割方の人は、上限金利に近い金利が適用されるため、ほぼ上限金利が適用されるものと考えて問題ありません。

注意
年率10%を超える形になってくると、ローンの中で高金利であり、利息の返済負担が重いローンとなっています。

デメリットその4.スマホローン、ネットキャッシングに対応している銀行が少ない

消費者金融は

  • カードローン → スマホローン、アプリローン

と、徐々にローンカードを発行しない、スマホを使ったネットキャッシングに移行しています。

ローンカードがなく、手元のスマホだけで借入までスピーディーにできるのです。

銀行も、一部のネット銀行ではネットキャッシングに対応しているものの、大手の銀行は、いまだにローンカードを発行するカードローンタイプでサービス展開しているため、

  • ローンカードの郵送で日数がかかる
  • ローンカードを受け取る手間がある
  • ローンカードを持っておくことで、第三者にばれるリスクがある

などのデメリットを抱えてしまうのです。

注意
今後、銀行カードローンも、徐々にスマホやアプリのみで対応する形になるかと思いますが、まだまだ動きが遅く、ローンカードありきのカードローンが主流というのが、デメリットです。

現状、銀行カードローンでは、スマホやアプリで申込はできますが、ローンカード自体は必要であり、どこかで受け取る必要がある設定が多いです。

デメリットその5.無利息キャンペーンはない

消費者金融カードローンの場合は、「30日間無利息」などの無利息キャンペーンを展開している消費者金融が少なくありませんが、銀行カードローンでは、無利息キャンペーンを展開している銀行はありません。

財務省の管轄ですから、銀行はカードローンをキャンペーンなどで積極的に募集することができないのです。

注意
30日間の間に完済できる短期的な資金需要がある方は、銀行カードローンよりも、無利息キャンペーンを展開している消費者金融カードローンの方が良いのです。

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