
「日本国内でも、FXトレードができるのに、わざわざ、海外のFX業者でトレードする理由は何ですか?」

「同じFXトレードなのですが、日本国内のFX業者と海外のFX業者では、FXサービスに違いが出てきます。今回は、海外FXでトレードする理由について解説します。」
海外FXでトレードする最大の理由とは?

多くの投資家が海外FX業者で口座開設してトレードしている理由は、大きく分ければ3つです。
- レバレッジ規制が対象外だから
- 追証がないから
- ボーナスがあるから
です。
1.レバレッジ500倍~1,000倍というハイレバレッジでトレードできるから
最大の理由は
- 国内FX業者:レバレッジ規制対象
- 海外FX業者:レバレッジ規制対象外
であることです。
個人投資家向けのレバレッジで言えば
- 国内FX業者のレバレッジ:最大25倍
- 海外FX業者のレバレッジ:最大200倍~無制限(平均500倍~1,000倍)
という違いが出てきます。
もし仮に自己資金10万円で、国内FX業者と海外FX業者でトレードするとした場合
- 国内FX業者のレバレッジ:最大25倍
- 海外FX業者のレバレッジ:最大1,000倍
1ドル=100円で1万通貨のポジション
- 国内FX業者:60,000円分の含み損まで強制ロスカットが耐えられる
- 海外FX業者:99,000円分の含み損まで強制ロスカットが耐えられる
1ドル=100円で10万通貨のポジション
- 国内FX業者:そもそも、ポジションが持てない
- 海外FX業者:90,000円分の含み損まで強制ロスカットが耐えられる
という違いが出てきます。
同じ10万円の資金である程度余裕があるポジションを持つ場合
- 国内FX業者 → 1万通貨のポジション
- 海外FX業者 → 10万通貨のポジション
が適正となります。
100pipsの利益が出た場合
- 国内FX業者 → 1万通貨のポジション → 1万円の利益
- 海外FX業者 → 10万通貨のポジション → 10万円の利益
利益に10倍の差が出てしまうのです。
海外FX業者の場合は、レバレッジ規制対象外なので、500倍~1,000倍というハイレバレッジでトレードできるため
- 持てるポジションのロット数が増える
- ロット数が増えれば、1pipsあたりの利益も増える
- 強制ロスカットもギリギリまで耐えられる
というメリットがあるため、少額の資金で大きく稼ぎたい投資家ほど、レバレッジ規制のない海外FX業者を選ぶのです。
2.追証なし
日本でFXトレードをする感覚だと、レバレッジが大きければ大きいほど、ロスカットが間に合わずに口座がマイナス残高になった時の「追証が怖い」と思っている方も多いようです。
追証(おいしょう)とは
FX業者が設定した証拠金維持率(国内FX業者の場合は100%以下が多い)を割り込んでしまった場合に追加で証拠金を入金することを求められること
であり、相場の急変動時に国内FX業者側の強制ロスカットが間に合わずに、口座残高がマイナスになってしまった場合に、0円に戻すためにFX業者が証拠金を要求することも「追証」と言います。この場合、口座のマイナス分は、投資家の借金になってしまうのです。
2015年のスイスフランショックの時は、個人投資家1137名が平均171万円の借金を背負うことになってしまいました。
レバレッジが大きければ大きいほど、小さい為替レートの動きでも、大きくポジションの含み損が変動してしまい、相場の急変動時に強制ロスカットが間に合わないケースが出てきます。
しかし、海外FX業者の場合は、口座がマイナス残高になった時にマイナス分は、海外FX業者が補填してくれるのです。
つまり、相場の急変動時に口座残高がマイナスになってしまった場合
- 国内FX業者を使っていた場合 → マイナス分は、投資家の借金 → 追証としてFX業者から返済を求められる
- 海外FX業者を使っていた場合 → マイナス分は、海外FX業者が補填 → 口座残高は0円にリセットされる
ことになります。
つまり、どんなにハイレバレッジであったとしても、海外FX業者でトレードしている場合は
損失は、口座に入金した金額以上にはならない
のです。
口座のマイナス分の補填というサービス(追証ゼロサービス・ゼロカットサービス)があるため、「損失を限定できる」という大きなメリットが海外FXにはあるのです。
3.手厚いボーナスがある
海外FXでは「ボーナス」という顧客向けの還元サービスを行っている業者が多いです。
100%入金ボーナス
入金額と同額のボーナス証拠金が付与され、ボーナス証拠金を利用してトレードして得た利益は出金できる
というサービスです。
- 10万円の入金 → 10万円分のボーナス + 自己資金:10万円 = 合計20万円の資金
- 20万円の入金 → 20万円分のボーナス + 自己資金:20万円 = 合計40万円の資金
- 50万円の入金 → 50万円分のボーナス + 自己資金:50万円 = 合計100万円の資金
- 100万円の入金 → 100万円分のボーナス + 自己資金:100万円 = 合計200万円の資金
入金ボーナスにも、上限があるので無制限でボーナスが付与されるものではありませんが、資金を2倍にしてトレードをすることができます。
資金が2倍 → 持てるポジションも2倍にできる → 同じpipsの勝ち幅でも得られる利益が2倍
となるので、単純に少ない資金でも儲けやすいというメリットが出てきます。
また、口座開設するだけで未入金でボーナスがもらえる口座開設ボーナスも用意されているため、お金を一切かけずにボーナスを受け取って、トレードをして利益を出せば出金することが可能になります。
ボーナスがあり、資金が少なくても儲けやすくなるというのが、海外FXの大きなメリットとなっているのです。

「海外FXのメリットってこれだけしかないんですか?」

「細かいものを挙げていけばもっとあります。
例えば
- MT4・MT5が使える(自分でカスタマイズしやすい、自動売買も容易、機能強化できる)
- 最新のトレードツール(コピートレード、オートチャーティスト)が使える
- ECN口座が使える(板情報が見れる、直接インターバンク市場でトレードできる)
- 透明性が高い
- CFD商品は、国内FX業者や証券会社よりもスプレッドが狭いものがある
- トレードコンテストがある
- 無料のVPSサーバーが利用できる
- 欧米のプロトレーダーのデイリーレポートが読める
などです。
しかし、これらはプラスαのメリットでしかなく、多くの投資家は「ハイレバレッジ」「ボーナス」「追証ゼロ」に惹かれて、海外FXトレードをしているのです。」
とくに
少額の資金で、大きく稼ぎたい投資家
には、国内FXよりも、海外FXの方が大きなメリットがあると考える方が多く、多くの投資家が日本のFX業者から海外FX業者にメインの口座を移しているのです。

「海外FX業者にデメリットやリスクはないの?」

「当然、海外FXにはメリットだけではありません。多くのデメリットやリスクもあります。」
海外FXのデメリットはこちら
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